インプラントにしようかと考えている方へ 


多くの歯医者さんが患者さんにインプラントを積極的にすすめています。
しかし、インプラントは本当によいものなのでしょうか?

私はインプラントは積極的にすすめる方法ではないと考えています。
その理由はインプラントが医学常識に反するからです。

「インプラントの終末像は皮膚のトゲと同じ範疇である」(日本歯科医師会雑誌Vol,48 No.11 1996-1209)
これはインプラントを否定している歯医者ではなく、インプラントを推進している歯医者(教授)の言葉です。
インプラントは皮膚にささったトゲと同じものだということです。

トゲの周りには、トゲを体の外に押し出そうとする体の防御反応が必ず起こります。
それでもなぜ歯医者は医学の常識に反することを積極的にすすめるのでしょうか?

答えは意外と簡単です。
歯医者は医者でないからです。

 どういうことかというと、医者は病気を治す教育を受けますが、歯医者は「治す」のではなく「直す」教育を受けています。だから医学的には問題があってもインプラントで直してしまうのです。

 インプラントでなければどうするかというと、取り外し式の入れ歯や固定式の入れ歯(ブリッジ)が一般的な方法です。
歯科医学的にみたときにはインプラントよりもずっと安全な方法といえます。
「歯を削るくらいであればインプラントのほうがいい」という意見をよくききます。しかし、歯を削ってもその歯に決定的なダメージを与えなければ大きな問題が生じることはそれほどありません。
問題がないように削るように努めればよいのではないでしょうか。
 
 一般的な方法が簡単かというとそういうわけではありません。
特に取り外し式の入れ歯はいろいろな意味で難しいものです。
それでも体に刺さったトゲ(インプラント)をそのままにしてその状態を維持するよりは、一般的な方法をきちんと行うほうがまだ容易いことと思います。
一般的な方法を本当の意味できちんとしてからインプラントを考えても遅くはないのではないでしょうか。
                                              
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